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選ばれる理由

~ プロも唸(うな)る存在感と美しさ ~

鏡のような光沢を放つロイロ仕上げに匹敵する高品質な通常仕上げ

位牌の加工技術に「ロイロ仕上げ」があります。ロイロ仕上げの位牌は、鏡のように顔が映るほどに光沢を放ちます。ロイロ仕上げとは一般的に特別高級な位牌の札に施す技法で、呂色(ロイロ)漆を塗り、炭研ぎ、胴摺り、摺り漆、鹿の角粉磨きを施し、艶を出します。
当社は質感を重要視しており、その美しい塗りを実現するための下地と中塗り、その前後に入る研磨作業、そして一番原型である木地の緻密な彫刻と正確な成形に裏打ちされているからこその完成形なのです!それにより、普段位牌を見慣れている販売店様が、弊社の通常仕上げの位牌を見て、「高級仕上げのロイロをしていますか?」と尋ねられることがよくあります。

コンセプト

~ 心と技の品格 ~

お客様の「大切な方への思い」を胸に、位牌職人としてのプライドにかけて

本来の自分を見失った40 年前

当社は大正10 年より高野山で位牌を創りつづけています。そして昭和5年には、現在の高野山麓和歌山県橋本市において本格的に製造・販売を開始。全国の仏壇仏具の販売店を通して、みなさまにご愛顧いただいています。

しかし、心を込めた手づくりの位牌にこだわる当社にも、世情に流され自分を見失った時期がありました。それは今から40 年前のことです。当時、次第に増加するご注文にお応えすることを迫られた当社は、多くの同業他社の工法にならい生産の効率化を模索。台座の一部にプラスチックを使用するなど、生産性向上を優先した時期がありました。

確かに量的・納期的な要求にお応えできるようにはなりましたが、しかし、自分自身の中で何かが抜けおちているような気持ちになりました。心を込めた本当に良い位牌をお届けしているという実感が持てなくなったことが原因です。こんなことで本当に「お客様は満足してくださるのか?」「まつたにが真に求められているのは、心を込めた手づくりの本物ではないのか?」そう自問自答する日々が続きました。そしてたどり着いた答えが、もう一度原点に立ち返って手づくりによる本物の位牌を創ろう。ということでした。それが当社まつたにの使命であると。

伝統技術による本物への回帰

伝統技術を継承する職人の手で木製の塗り位牌を創る。本物の位牌を創ると決めたものの再出発は困難を極めました。当時の木地(木を彫刻して位牌の原型にしたもの)は、ただ木で作ってあるというだけの荒い仕上がりでした。それを「このままではいけない!」と職人の意識変革から始めました。もちろん、職人とは何度もぶつかり合いました。「なぜ、そこまでこだわるのか?今までこの彫刻が悪いと返品されたことがない。」と拒絶されることもしばしば。それに対し「今まで以上のものを作るのだ!誰が見てもまつたに位牌が最高というところまでもっていくのだ!」と根気よく説く日々が続きました。

かたくなだった職人の意識も徐々に変化を見せ始め、具体的な成果を生むようになってきました。それまで荒けずりだった木地は、細部まで美しい仕上がりとなり、それを活かす下地塗り、砥ぎも目を見張るような美しい出来映えとなりました。そして中塗り・仕上げ塗りにおいても、塗りムラや塵ひとつない美しい塗り上がりを実現するまでにいたりました。さらに、検品体制においても途中の工程で不良品の有無を検査し、100 点満点のものだけを仕上げるようにしました。最終加飾工程の金箔押し・金粉蒔き・蒔絵では、手間と材料を惜しまず丹念に手作業で仕上げています。

同業他社が工業化による大量生産に進む中、当社が時代に逆行する改革を行った結果、他とは一線を画す美しい輝きを放つ位牌ができあがりました。そして、まつたにの位牌は本物だ。という認識も徐々に広がりを見せるようになりました。

心を込めた位牌づくりを守り発展させる

伝統技術による手づくりの位牌は今、仏壇仏具業界の中で、『品質のまつたに』と評価いただけるようになりました。当社は『心と技の品格』をコンセプトに、日々、これでもかと感じるほど細部にこだわる職人の手で、心を込めた位牌づくりをしています。

今後も、さらに技を磨きつつお客様に感動していただける位牌を提供しつづけられるよう精進するとともに、日本の位牌づくりの伝統を絶やさないためにも後継者の育成に力を注いでいく所存です。

当社の位牌を取り扱ってくださる販売店、そしてご購入くださる一般消費者の皆様におかれましては、当ホームページをご覧いただきまして、伝統技術に裏打ちされた手づくり位牌の素晴らしさをより深くご理解いただければ幸いです。

まつたに位牌の製造工程へ >

まつたに位牌の製造工程をぜひご覧ください。
(ページ内には動画もご用意しています)