位牌の選び方・購入方法から設え方・維持管理の仕方まで、位牌の困ったを解決します

前回の「梅」につづいていよいよ春本番「桜」の季節がやってきました。桜の開花を待ち焦がれ、お花見に興じる。長い冬が終わり春の訪れを満喫できる「桜」の時期は、日本人のよろこび、しあわせの特別な時間です。また入学、入社といった新生活の始まりともリンクしてさらに感慨が深まります。

そんな「桜」をモチーフにしたのが、まつたにの蒔絵位牌第1号の「銀杏呂門蒔絵入り」です。この位牌は、平成17年に登場して以来今でも蒔絵位牌の中で人気ＮＯ．1 です。この位牌がヒットしたことにより、さまざまな蒔絵位牌や蒔絵風位牌が各メーカーにより作られ、「蒔絵位牌」が位牌のカテゴリーの１つになりました。

 

位牌というのは、シンメトリー（左右対称）なものです。外形も彫刻もすべてそうです。その常識をくつがえしたのが、この「銀杏呂門桜蒔絵入り位牌」です。台座の左上から右下へと蒔絵が流れるように描かれています。一番下の台座の右脇にまで蒔絵が入っています。左右非対称に流れるように描かれた蒔絵、これが斬新でありながら美しい姿を形作ります。モチーフとなっている「桜」人気にくわえて、このデザインの秀逸さが受けて根強い人気を誇っています。黒塗りとタメ色の二色展開です。タメ色のものは特に女性にうけています。この季節は特に注文が増えるような気がいたします。