コロナ禍と戦禍が一向に収まらない中でも、季節は巡り春がきました。良い季節を心から楽しめなくとも、新しい希望の出会いがはじまります。
待望の新入社員が4名入社しました。ほとんどが高校、大学の新卒者です。すべて製造現場への配属となりました。各職場とも注文をこなすのに追われています。すべて人の手で作るものですから(オートマチックではありません。
アナログで熟練の職人の手仕事です。しかも自社工場生産なので、仕事が増えると、人手が足りなくなります。一人前になるのに時間を要しますので、毎年人を入れて育成していかなければなりません。日本の位牌づくりの伝統を絶やさないために。
じつは、この人材育成が一番大事な点で、「いい品物をつくるには、いい人を育てなくてはならない。」「心と技の品格」ということを標榜しています。