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位牌の形に意味はあるの? prat1

位牌の形は、仏像の台座を模したものです!

「お位牌の形、とりわけ台座には何か意味があるのですか?」というご質問を先日お受けしました。大変貴重なご質問です。位牌選びの際にそこまで考えられる方はまれです。ですが、そこには故人様を供養するのに、なぜ位牌という形をとるのか? という意味が込められているのです。

位牌の台座(戒名を記入する札板の下の部分)は、仏像の台座を模したものです!

ご仏像とりわけ各宗派のご本尊クラスのもの(釈迦如来、阿弥陀如来、大日如来)の台座にみられる七重座という形を真似て作られたのが、位牌の台座の基本です。IMG_5834

つまり、成仏されて(仏になって)、仏像と同じ形で供養させていただくもの、それが位牌です。仏像は蓮台(蓮の華の台座)の上におわします。蓮はドロドロの濁った水面から清らかな美しい華を咲かせます。濁った現世の上にある清らかな悟りの世界におわすのが、仏様です。故人様も仏様になぞらえて清らかな世界にあっていただきたい。という想いを込めて、仏像台座と同じ形の位牌が作られたのです。仏像の七重座は、六角もしくは八角の台座です。位牌の場合は札板が平面的なので、四角台座となります。すなわち七重座吹蓮華という位牌が、最も忠実にこの理を表しています。蓮の花びら一枚、一枚を吹き出したように並べたのが、吹蓮華です。T1-7

※この七重座をだんだん簡略化して五重座、千倉座、中台、呂門といった台座が生まれたと考えられます。

伝統型のお位牌には、このような仏教の深い意味が込められておりますので、お祀りしていただくのに相応しい姿となっております。(モダン位牌に関しても、まつたに製品は、仏教の教えに従った造形となっています。後日紹介させていただきます。)

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