仏像の台座には、古代座とも呼ばれる丸台で、三重座(七重座ではなく)のものもあります。このあたりの台座を模したものが千倉座ではないかな? と思います。(検証したわけではありませんが)
蓮華があり、敷茄子(小さい部材)そして逆蓮華(伏せ蓮とも呼ばれる蓮の華びらを逆さまに伏せたもの)と一番下の台座で構成されていて、まさに千倉座(京型千倉、京千倉、京千倉座、千倉)の台座と共通する姿です。
大日如来坐像
※下の箱型台は、仏台という高さを増すための台で、仏像本体の台座ではありません。
京千倉 面粉