今ある位牌を書き直して連名の夫婦位牌にするか？それとも新しく購入するか？迷うところです。双方のメリット・デメリットを考えるとベストの選択は・・・
夫婦位牌について、お客様からこのようなご質問を頂戴することがよくあります。「亡くなった主人の位牌を作るにあたり夫婦位牌を作ろうと思います。最初は主人の戒名だけを入れることになります。そして将来、私が亡くなったときに２人連名に書き直したいのですが、可能でしょうか？」
もちろん、書き直しは可能です。ですが、正直あまりお奨めできません。最初のお1人の字を書いてから、もう1人書く時まで何年かかるかわかりません。書いて数日後ならきれいに消せますが何年も経つと、消しても字の跡が残ります。金文字書きは、金粉を蒔く下書きに漆を使っています。その漆で書いた字の跡形が、位牌札の塗りにしみついていてとれなくなるのです。
ですので、夫婦位牌をお考えであれば、最初からもうお一人分のスペースを空けて書いておく方法をお奨めします。とは言うものの「初めからスペースを空けておくのは、亡くなるのを待っているようで抵抗がある。」とお感じになられる方もおられるでしょう。そのような場合は、真ん中に一人分の字を書いておき、将来連名にする時がきたら、札板だけを新調して新に連名書きをして差し替えるという方法があります。
メーカーである弊社は、札板のみの販売も致しております。新しい札板に連名で書けばきれいに仕上がるとともに、費用的にも位牌そのものを新調するよりもお安くなります。また、夫婦位牌として新しく購入される場合は、札板の巾は5.0㎝以上の位牌をお奨めします。5.0㎝ですと2名連名で戒名、俗名などをゆったりと入れることができます。
予め夫婦位牌をお考えでしたら弊社の製品では、中巾という寸法の製品をお奨めしています。中巾のご用意があるのは、京千倉、京中台、京呂門、銀杏呂門です。
京千倉 面粉の製品情報はこちら
京中台 面粉の製品情報はこちら
京呂門 面粉の製品情報はこちら
銀杏呂門 面粉の製品情報はこちら
夫婦位牌の詳細につきましては、お近くの販売店様にご相談いただくか、弊社にお問合せいただけましたら、ご事情を踏まえた最適な方法をお教えいたします。また、お近くの販売店をご紹介することも可能です。
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