仏壇に向かって右が上座です。そのため・・・
お仏壇の内部には、いくつかの棚があります。一番上の棚(上段)にはご本尊様の仏像もしくは、掛軸を安置します。上から二段目(中段)に位牌を安置します。
向かって右端に先祖代々の位牌または、一番古いご先祖の位牌を安置します。一番右が上座になるからです。次いでその左側が二番目の順位になります。さらにその左側が三番目の順位となります。二段目が一杯になれば、次に三段目の右側に四番目の順位の方の位牌を、その左側に五番目の順位の方の位牌を安置します。
ここでひとつ迷う点があります。普通は先に亡くなった方の位牌が上座になるのですが、子供が先に亡くなり、親が後から亡くなった場合、どちらが上座になるか?という問題です。
先に亡くなって仏になった方が、向こうの世界での先輩ということになります。がしかし、子供が親より上座に座るのはいかがなものか? と思います。やはり親のほうが上座に座るべきで、位牌の種類や大きさも子供のものより立派な大きいものがふさわしいだろうと考えます。これについては、異論もあるかもしれません。菩提寺様にお尋ねしていただくのが、よろしいかと存じます。
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